11月1日(日)、東京電機大学東京千住キャンパスにて第15回旭祭が開催された。今年のテーマ「Odyssey」には、長い旅・冒険という意味が込められている。これは前年度のテーマ「Journey(旅)」から着想を得て、そのイメージを宇宙へ広げたものだ。
以下に、新聞委員会の旭祭2日目の総括をまとめる。
マジックサークル部
2号館7階2701教室では、マジックサークル部による発表が行われていた。会場には光や音楽が響き渡り、次々と繰り広げられるマジックに観客からは驚きの声が上がった。ステージでは、部員3名によるマジックが披露され、最後には部長が登場した。驚きの連続と華やかなマジックショーで会場を大いに盛り上げた。また、気軽に楽しめる対面でのマジック披露も行われ、多くの来場者を魅了していた。

▲マジックサークルの発表の様子
ソフトウェア研究部
2号館6階2601教室のソフトウェア研究部の展示では、個性豊かなキャラクターパネルが来場者を出迎えてくれた。中にあるブースでは、部員の方に教えて貰いながら、部内の活動をなぞった体験会が開かれていた。イラストやプログラムなどのソフトウェアを使い、幅広く活動しているので普段触れることのない分野に興味を持つことができた。

▲ソフトウェア研究部展示の看板
自動制御研究部
2号館5階2503教室の自動制御研究部のブースでは「かわさきロボット競技大会」に向けて制作しているバトルロボットの展示やデモが行われていた。ここでは部員たちがロボコンに向けてどのような活動をしているか、バトルロボットの仕組みについても聞くことができた。過去の成績では全国ベスト16まで上り詰めていたそうだ。バトルロボットのデモでは金属同士のぶつかる音や激しく唸るモーターの駆動音にかなりの迫力があった。

▲自動制御研究部のデモの様子
グリー倶楽部
5号館5階5505教室では、グリー倶楽部による合唱が行われた。伴奏者による曲の説明が入った後、部員全員による合唱が始まった。男声パートと女声パートのバランスが良く、観客は終始聴き入っていた。また、最後に披露された「無音が聴こえる」という曲は、音の緩急や強弱が特に意識されており、曲の世界に惹き込まれるような感覚になり、非常に感動した。

▲部員全員で歌っている様子
エネルギー研究部
2号館6階2604教室のエネルギー研究部の展示では、EVバイクや電気自動車が展示されていた。この団体の最大の特徴は、アルミ素材を用いたボディの設計から加工まで、部員自らが1から手掛けている点だ。当日、部員が活動内容や技術について丁寧に解説してくれたため、知識があまりない筆者でも十分に楽しむことができた。

▲部員が作成したEVバイクと電気自動車
e-sports部
2号館7階2704教室では、e-sports部による様々なゲーム体験会が行われていた。中でも目を引いたのは、人気タイトル「スプラトゥーン」をプレイする来場者たちの姿である。画面上で繰り広げられる白熱したバトルに夢中になる様子が見られ、周囲にゲームを楽しむ熱気が広がっていた。ゲームは1人で楽しむだけでなく、仲間と対戦したり、同じ時間を共有したりすることでも面白さが広がるものである。e-sports部の取材を通じて、ゲームが1つのコミュニケーション手段になっていることを感じた。

▲スプラトゥーンの様子
経営同友会
5号館3階5302教室では、経営同友会によるフィギュア塗装体験が行われていた。3Dプリンターで作られた「電大ドラゴン」を、水性アクリル絵の具で塗装した。筆でベタ塗りするのではなく、絵の具をのせるようにトントンと塗り進めいていくのがコツだ。個人的には、黄緑と緑のグラデーション作りに苦戦したが、楽しかった。

▲塗装した「電大ドラゴン」
知能機械システム研究室
1号館10階11011教室の知能機械システム研究室の展示では、AIの技術が融合されたロボットが展示されていた。研究室内には、様々な精密機械が並んでいた。その中にはAIとロボットを利用することで、センサに反応した人間と同じ手の動きをする機械も展示されていた。他にも今までの研究成果が張り出されていたりと、心躍る展示がいくつも紹介されていた。

▲センサに反応した人間の手と同じ動きをするロボット
ギターアンサンブル部
野外ステージにてギターアンサンブル部による全体曲4曲の演奏が披露された。昨日の演奏では学年曲を行い、1年生が「マリーゴールド」を、2年生が「晴る」を、3年生が「スパークル」を披露した。それぞれの学年の個性が光る演奏に加え、息の合った迫力のある音色が会場に響き渡った。
ギターアンサンブル部の年間の集大成を届ける定期演奏会が、12月6日に板橋区立成増アクトホールで開催される。こちらもぜひ見に来てほしい。
公式ホームページ:ギターアンサンブル | 東京電機大学 TDU Guitar Ensemble

▲演奏の様子
協賛迷路
5号館4階5402教室では、迷路を通じて3つの協賛企業の展示を見ることができた。クイズに正解すると景品がもらえ、家族連れも多く参加していた。ASUSのブースでは、製品の展示だけでなく、スマートグラスの体験ができた。アダチBASEのブースでは、自衛隊の現場を体験できるVRゴーグルや、迷彩服の展示が行われていた。足立自動車学校のブースでは、自転車の交通安全教育シミュレータが楽しめた。

▲足立自動車学校のブース
屋台
キャンパスプラザでは、多くの団体が屋台を出店し、終日賑わいを見せていた。チュロスやたい焼き、ベビーカステラといった甘い香りが漂うスイーツ系屋台が並ぶ一方で、焼きそばや焼き鳥、フライドポテトなど食べ応えのある屋台も数多く出店されていた。どの屋台も団体ごとに工夫を凝らしており、呼び込みの声や鉄板から立ちのぼる香ばしい匂いが、活気ある雰囲気を作り出していた。

▲賑わっているキャンパスプラザの様子
スタンプラリー
旭祭では、パンフレットの最終ページに掲載されたスタンプラリーが実施されていた。キャンパス内の8か所に設置されたスタンプをすべて集めると、1号館1階でくじ引きに挑戦することができた。コースはキャンパス全体を巡るように設定されており、スタンプを集めながら歩くことで、普段は訪れる機会の少ない場所や、新しいイベント会場を発見することもできた。会場では、子供から大人まで幅広い年代の人が参加しており、旭祭をより楽しめるイベントとなっていた。

▲スタンプラリーをする様子
多くの来場者と関係者の支えを受け、第15回旭祭は無事に2日間の日程を終了した。「Journey(旅)」から「Odyssey」へ、学びと挑戦の歩みは続いていく。
電大生の“Odyssey”は、まだまだこれからだ。