放送委員会、皆さんは知っていますか?表舞台に出ることはほとんどありませんが、旭祭には欠かせない活動をしています!そんな放送委員会ではどんなことをやるのか委員長の宮本さんに直接聞いてみました!
放送委員会委員長のプロフィール
宮本和哉さん
・工学部情報通信工学科所属
・特にソフトウェア系が得意
・「かずえもん」としてX(旧twitter)などで活動中 ⇒ https://twitter.com/kazuemon_0602
早速ですが、放送委員会の概要を教えてください。
宮本さん― 活動内容を一言で言うと「学生団体の裏支え」ですかね。縁の下の力持ちじゃないですけど、表に出るのではなく頼まれた仕事を引き受ける形で活動しています。 仕事は主に、ステージ照明、オンライン配信、演奏会の収録が多いですね。最近では映像制作にも力を入れており、OMEC主催「夏のモニター会」で賞をいただきました。
放送委員会にはどんな部門があるのですか?
宮本さん― 技術的な部門は3つあり、映像班、音響班、照明班があります。活動は班ごとに行われることが多いです。
映像班はカメラを扱っています。テレビ局で使うようなものから手持ちのものまで幅広く揃っています。映像の配信・収録・作品制作などをしています。
音響班はそのままで音全般の仕事をします。軽音楽部さんなど音楽系団体の会場で音響をお手伝いすることが多いです。
照明班は会場の照明担当で、業務用ライトを用いたステージ設営を行っています。ステージの企画では貸し出しや操作のお手伝いをします。
旭祭ではどんなことをするか教えてください。
宮本さん― 旭祭ではステージの設営のお手伝いとオンライン配信をする予定です。今年は直接演出に関わるというよりは機材の貸し出しと設営を行うことがメインです。操作はお任せするため、照明の知識を教えることもします。軽音楽部さんは例年携わっており、ステージ設営と音響や照明の貸し出しをやります。さらに今年は、ダンス部さん、VOCALOID同好会さんの照明のお手伝いも行います。加えて、夏の映像制作にてご出演くださった演劇部「劇団カラクリ」さんのステージの照明も一部お手伝いさせていただきます。また、オンライン配信としてe-sport同好会さんの配信もやる予定です。
当日はどのような仕事をするのですか?
宮本さん― オンライン配信では各種機材のオペレーションを、ステージ照明では万が一のサポートかな…と考えています。本当は演出全部を放送委員会でやりたい気持ちがありますけど、照明班の人員の面から操作自体は向こうの団体にお任せしています。演出の面でも現状は向こうの団体の方がどのタイミングでどういうライティングにしたいかをよく理解されているので、今のところはお任せする形が良いかなと思っています。
旭祭で不安な点はありますか?
宮本さん― 年々、オンライン企画の存在価値が薄れていることですかね。昨年行った「ぶっちゃけトーク」(電大生によるトークイベント)を振り返ってみると、視聴者のほとんどが身内だったと感じました。
本来はこれから入学を考えている人に電大の様子を知ってもらう内容にしたかったのですが、電大を知りたい層は実際に足を運んでいたのだと思います。見てもらう環境にも課題があり、現地にいる人も自分の端末以外では配信を見られなかったので、そこはなんとかしたいです。
旭祭への意気込みを教えてください。
宮本さん― 意気込みは、「縁の下の力持ちで頑張ります!」って感じですかね。我々のゴールは学生団体を支えることです。なので、今年も各団体の発表をより良いものにできるようお手伝いします!
今年は放送委員会のブースがないのですが、その分各団体のお手伝いに注力しています。放送委員会がどんなことをしているか興味のある方は、オンライン配信をご覧いただくか、各団体の発表に使われる機材を見ていただけたらと思います!
最後に、今後の展望についても教えてください。
宮本さん― 今後の展望はとにかく組織を大きくし、安定させたいです。そのために、まずは人を増やして、興味を持って入ってくれた一年生をキープしたいのがまず一つですね。今計画しているのは機材の扱い方を動画にすることです。先輩が直接教えてなくても座学で学べる知識はつけられるようにしたいです。
もう一つは、関わる団体を増やして知名度を上げていきたいというのがあります。今年はいろんな団体さんにお声がけして活動のお手伝いをさせていただいており、委員会全体の活動の幅はかなり広がった手ごたえがあります。このまま活動を続けて、最終的にはどの学生団体にとっても必要だと思われる存在になりたいです。