【演劇部 劇団カラクリ】今年は5公演で旭祭を盛り上げる!!

 東京電機大学東京千住キャンパスでは、10月31日・11月1日の2日間にわたり、学園祭「旭祭」が開催されます。当日は様々な学生団体がステージや展示などの多くの企画を披露し、旭祭を盛り上げています。

 今回の記事では特別ステージにて演目を披露する演劇部の鬼頭(きとう)さん、小神野(おかの)さん、渡辺さんにインタビューを実施しました。この記事を読んで旭祭に備えましょう!

今回の旭祭ではどのような演目を行いますか?

A.鬼頭さん
 例年は2~3公演でしたが、今年は部員から「もっとやりたい」という声があり、全部で5つの公演を行うことになりました。メインは本公演の2本で、『サマーリターン』と、『探偵部』です。それに加え、昨年も実施した『ヒーローショー』と部員有志による2つの有志公演を行います。

▲タイムテーブル

本公演『サマーリターン』

Q. どのような作品ですか?

A.鬼頭さん
 私が脚本を書いた完全オリジナルの作品です。昨年と同じく、恋愛がテーマとなっています。主人公は、祖父が亡くなったことをきっかけに地元へ戻ってきます。その夜、幼なじみと再会し…。SF的な要素を交えながら、2人の恋愛が進んでいきます。

Q.一番注目してほしいところはありますか?

A.小神野さん
 方言です。舞台が京都などの関西なので、関西弁を使っています。演劇で方言を扱うのは、実はとても難しいことなんです。私は高校でも演劇をしており、千葉県大会で3位になった際に、北千住のマルイ内のシアター1010で上演させてもらったことがあります。その時演じた脚本には、九州の方言が入っていたのですが、読み方も意味もわからないことが多く、結局すべて標準語に直しました。身近にその方言を喋るネイティブスピーカーがいない方言を演じるのは、難しいことなのです。

Q.どのようにして方言を導入したのですか?

A.小神野さん
 今回は台本の表記を崩さず、真正面から関西弁に向き合いました。関西出身で、声優事務所に所属している高校の同級生に相談し、自分も勉強し部内に共有しています。地域ごとの細かな違いはあるかもしれませんが、しっかりとした仕上がりになっていると思います。

Q.方言を取り入れることに、部内で反対はありませんでしたか?

A.小神野さん
 最初は標準語に直そうかという話も出ました。それでも役者たちは前向きに取り組んでくれています。部として初めての挑戦に注目してほしいです。

Q.演出面での工夫はありますか?

A.小神野さん
 場面転換が多い作品のため、大道具の使用が難しい作品ではありますが、要所要所で具体的な道具を取り入れて、少しでもリアリティを出すようにしています。

Q.本番前に予告できることがありましたら教えてください。

A.小神野さん
 公式XやInstagramでは、キャスト紹介を順次公開していきます。「なぜ和服を着ている人がいるんだろう」など、気になるところがあると思いますが、本番で謎が解ける部分もあるので、ぜひ会場で確かめてみてください。

本公演『探偵部』

Q.どのような作品ですか?

A.渡辺さん
 コメディ寄りの作品で登場人物たちが終始にぎやかに騒動を繰り広げる物語です。演劇の経験もなく、脚本の経験もない私が作成した完全オリジナルの作品です。
 
A.鬼頭さん
 旭祭で上演する作品は、部員がそれぞれ脚本を書き、全員で読み合わせを行い投票をする形で決定しています。この『探偵部』は1年生ながら選ばれた作品です。経験者かと思うほど高い完成度の脚本が出てきて、驚きました。

Q.こだわった点はありますか?

A.渡辺さん
 掛け合いのスピード感やテンポ、そしてセリフの言い回しです。この人物ならこういう場面で大胆に動くだろうというキャラクターらしさが、観客にしっかり伝わるよう意識しました。

Q.見どころを教えてください。

A.渡辺さん
 今回は大道具が多めです。学校が舞台なので、校章まで作るなど、細部まで作り込んでいます。また、「犯人はこの人じゃないか」と推理できるように脚本を書きました。気軽に観ても楽しめますし、じっくり観たい方はぜひ犯人当てにも挑戦してみてください。

野外ステージ『ヒーローショー』

Q.なぜ今年もヒーローショーを行おうと決めたのですか?

A.鬼頭さん
 昨年も屋外ステージでヒーローショーを行い、好評だったことが理由の一つです。屋外ステージは人目につきやすく、劇団カラクリの活動を知ってもらうきっかけになるのではと考え、今年も実施することにしました。

Q.昨年から変わった点を教えてください。

A.鬼頭さん
 毎年、去年やった演目とポリシーで制作しています。そのため、昨年は工学系をイメージした内容でしたが、今年は文化祭をテーマにしました。また、26生(1年生)のヒーローも増えました。

Q.なぜテーマを文化祭にしたのですか?

A.鬼頭さん
 電大の学生だけでなく、さまざまな層の人に楽しんでもらいたいと考えたからです。電大以外の大学で公演する機会もあるため、幅広い人に親しみやすいテーマとして「文化祭」を選びました。劇中では、りんご飴や焼きとうもろこしをモチーフにした武器も登場します。

Q.練習で苦労している点はありますか?

A.鬼頭さん
 激しいアクションが多いため、ピンマイクが壊れてしまわないかが心配な点です。動きの大きい演出もあるため、機材にも気を配りながら練習しています。

Q.本番前に予告できることがありましたら教えてください。

A.鬼頭さん
 今年は、観客の中から誰かをさらって殺陣をします!お楽しみに!(さらわれたくない人は後ろの方にいてください)

旭祭に向けた練習について

Q.部員は何人いるのですか?

A.鬼頭さん
 現在活動している部員は30人ほどです。全員が何らかの役割を担当しており、複数の仕事を兼任している部員もいます。

Q.準備はいつごろかは始めましたか?

A.鬼頭さん
 公演する作品が決まったのは7月下旬ごろです。そこから練習や大道具の制作などを進めてきました。今回は5公演を行うため、準備することが多く、当日のタイムテーブルも休む時間がほとんどないほど詰まっています。

Q.道具や衣装はどのように作っているのですか?

A.小神野さん
 演出担当が考えた内容を部員に共有し、それをもとに大道具や小道具の担当者が制作しています。26生の部員が中心となって制作を進めており、『探偵部』では学校の校章など、細かい部分まで手作りしています。また、『ヒーローショー』の武器や衣装、『サマーリターン』で使用する衣装にも、それぞれ工夫を凝らしています。

来場者へのメッセージ

Q.最後に、来場者へ向けて一言お願いします。

A.鬼頭さん
 どの公演も、部員みんなが一生懸命練習しているので、絶対に楽しんでいただけると思います。ぜひ気軽に観に来てください!また、アンケートに感想を残していただけるとうれしいです。

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