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「あだち未来スケッチ」開催 地域交流の未来

足立区の未来を担って

 6月24日(土)に、足立区生涯学習センターにおいて「第2回あだち未来スケッチ地域交流会―大学生によるあだち未来スケッチACTION!―」が開催された。

 交流会は2部構成となっており、第1部では地域貢献活動や社会課題の研究などに取り組む大学生による活動の報告会が行われた。

 報告会では、本学ボランティア部らいふ(以下らいふ)を含む6大学(帝京科学大学・東京電機大学・東京未来大学・文教大学・獨協大学・聖徳大学)に所属する団体の多種多様な地域交流活動について発表された。

 第2部では講演者と来場者による、グループ交流会が行われた。

 交流会では団体に関係なく、いくつかのグループに分かれ、グループで

①「大学生の地域活動をもっと盛り上げるためには」
②「大学の枠をこえた地域活動をつくるには」

の二つのテーマについて、活発な討論が行われた。最後に、話し合った内容を発表し全体で共有した。

ボランティア部らいふの展望

 ボランティア部らいふは2007年に設立され、2011年には東日本大震災の被災地で瓦礫撤去のボランティアを行ったことがあり、2020年にコロナ禍で一時活動を休止したが2022年に活動再開した。

 現在はペットボトルキャップ回収・洗浄、清掃活動をしている。ペットボトルキャップは学内で収集した後、自分たちで洗浄し回収業者に回収・売却した後、売却金でワクチン寄付、清掃活動は大学近隣だけでなく荒川河川敷や葛西海浜公園でも活動していると語った。

 らいふは今後2つの活動をしようと前向きに考えていると言う。1つ目はChatGPTでwebサイトやゲームを作れることを利用して、足立区の小学生向けにそれらを製作する交流会を開くことだ。2つ目は理系に興味を持ってもらうため、工作教室や実験教室の手伝いをすることだ。理系の強みを生かしてこれから大学と足立区を発展していきたいと言い発表を終えた。