2026年8月28日(金)、東京電機大学東京千住キャンパス・100周年記念ホールにて「あだち大学フェス」が開催された。足立区内の大学が一堂に会する合同学園祭で、今年で2回目の開催となる。今年は、東京電機大学・東京藝術大学・東京未来大学・文教大学に加え、帝京科学大学も新たに参加。各大学によるさまざまなブースが並び、会場は多くの来場者でにぎわった。ここでは、その一部を紹介する。
電/東京電機大学 藝/東京藝術大学 未/東京未来大学 文/文教大学 帝/帝京科学大学
電/手巻きスピーカー作り
電子技術研究部のブースでは、部員が作成した制作物の展示や、3Dプリンターを用いた番号札の制作の実演が行われていた。また、手巻きスピーカー作り体験では、紙コップと磁石、銅線といった身近な材料を組み合わせて、実際に音が鳴る仕組みを学ぶことができ、子供から大人まで熱心に工作に挑戦する姿が見られた。
また、同部は足立区生涯学習センターで開催されている「地域のクラブ活動 『光る!動く!音がする!電子工作クラブ』」に協力しており、9月12日(土)の開催が予定されている。興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。


未/茶道~表千家~
東京未来大学の茶道サークルのブースでは、袱紗(ふくさ)体験を行っていた。茶道の道具を清めるための袱紗の扱い方や、基本の折り方を体験できる内容となっていた。学生の指導を受けながら真剣に折る来場者の姿が見られた。


未/心理学っておもしろい!
東京未来大学こども心理学部の学生有志団体は、心理学の面白さについて紹介していた。今回筆者は「非注意性盲目」と「色の恒常性」を体験した。非注意性盲目とは、1つの物事に注意を向けていると、視界に入っている他のことに気づかなくなることである。この体験で使用されている動画はYouTubeにも公開されているので、是非試してほしい。色の恒常性とは、光の影響を脳が補正して本来の色を見ようとすることである。環境によって見ている色が変わると混乱するため無意識に行っている脳の働きで、以下のドレスの写真は、筆者からは白と金に見えた。自分の目ではどう映るか是非試してみてほしい。


藝/The String
東京藝術大学後藤研究室のブースでは、仮想空間上で楽器を演奏する体験ができた。VRヘッドセットと触覚デバイスを用い、奏でた音が仮想楽器を振動させ、その震えが身体へ還る循環から、独自の音楽演奏体験を生み出している。振動によって、演奏者の没入感を高める目的があるそうだ。体験した人たちはジャケットと手袋から伝わる振動の大きさに驚いていた。


文/学生と楽しむ!水引ワークショップ
文教大学の青木洋高ゼミナールは、2026年3月に長野県阿南町で実施した地域創生プロジェクトの報告と、水引キーホルダー作り体験を行っていた。地域創生プロジェクトの一環として水引の魅力を発信しており、来場者はゼミの学生にサポートしてもらいながら、水引作りを楽しんでいた。


帝/足立区の身近な水辺の生き物について知ろう
帝京科学大学の水圏同好会は、「自然環境の今」をテーマにした体験型ブースを行っていた。足立区内の河川で採取した生き物の展示や、ヤゴの口の構造を模したアイテムを使って虫を食べるワークショップも実施していた。来場者は、生き物を観察したり、ヤゴの捕食を体験したりしながら、足立区の生き物や自然環境を学んでいた。


未/不思議なマジックショーへ
東京未来大学のマジックサークルでは、カードマジックを見て楽しむだけでなく、実際に体験することもできた。また、パーティーなどで披露できるマジックの伝授も行っていた。マジックショーでは、さまざまな魔法を駆使したパフォーマンスで観客を大いに沸かせていた。初心者でも気軽に参加でき、マジックの楽しさや奥深さを身近に感じられるブースだった。


電/カメラで映し出す写真の世界
今回初参加の東京電機大学文化部会1部写真部は、展示した写真を用いたクロスワードを行っていた。GitHubを用いてインターネット上のページから遊べるようになっていた。単語はキジやユリカモメといった一般的な単語の知識が試されるものから、芽吹き・雪解けといった、発想力が問われる単語も含まれていた。写真部副部長のYさん曰く、「小中学生には泣くほど難しいが、クリアした参加者の笑顔は忘れられない」とのこと。

藝/音に包まれる!立体音響体験
東京藝術大学のプロジェクト音響・亀川研究室のブースでは、「ゲーム」と「Geidai 3D Audio Lab」の体験が行われていた。ゲームの体験では、開放型の特殊なヘッドホンを装着し、3D空間内にあるコインを集めるゲームを行った。敵の足音や剣を振る動作音などが、ゲーム内での画角に応じて聞こえる位置が変化しており、音の方向や距離がリアルで臨場感があった。

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