2025年6月8日、東京電機大学東京千住キャンパスにて本年度初のオープンキャンパスが開かれた。気温も湿度も高く、過ごしづらい気候の中で、開幕数分で高校生と保護者が溢れかえっていた。
東京電機大学のオープンキャンパス2025は、東京千住キャンパスの1部(昼間部)は今回の6月8日と8月2日、8月3日に開催され、2部(夜間部)は7月4日に開催される。そして、埼玉鳩山キャンパスでは6月15日、7月13日、8月2日、8月3日に開催される。工学に少しでも興味のある人は、是非ともオープンキャンパスに足を踏み入れてほしい。ただ、当日は事前登録が必要となるので注意が必要だ。
受付
受付は1号館1階で行われ、そこでは、学科パンフレットや研究室ガイドブックを受け取ることが出来た。10時からかなりの人数が来場し混雑していたが、スタッフの迅速で丁寧な対応で列が止まることなく進んだ。行きたい教室の場所が分からない人はスタッフに聞き、道案内を受けている場面も見られた。また、来場者は1人1本水を無料で提供された。暑かった当日にうれしい特典であっただろう。

▲受付の様子
学科ごとのイベント
- 学科説明会
学科説明会は2号館の教室を利用して、各学科の説明会が行われた。1回20分で、計4回行われた。説明はスライドを用いて行われ、各学科の教育方針、授業内容、カリキュラムなどを知ることが出来た。 - 学科展示室
学科展示室では、各学科がどのような学問を研究しているのかを、現役の学生から聞くことが出来た。来場者から人気が高く、人出が絶えなかった。 - ワークショップ
各学科ごとにワークショップといわれる、部品や機械を実際に触って体験出来るコーナーがあった。まさに「実学尊重」を体現したようなイベントで、体験していた高校生からは、目を輝かせながら楽しむ姿を伺うことが出来た。

▲情報通信工学科の学科説明会

▲本学の学生が来場者に説明している様子

▲ワークショップを実践中の来場者
研究室紹介
研究室紹介では、千住キャンパスにある全学部学科の一部研究室について聞くことが出来る。各研究室ごとに興味深い研究をしており、話を聞くとつい質問したくなるようなものばかりであった。どこの研究室を見ても本学の学生が熱心に解説しており、共に楽しんでいる印象を受けた。

▲研究内容を説明する本学の学生
大学概要や施設に関するその他のイベント
電大の魅力を伝えるイベントは他にも行われていた。
1号館の受付前にて、今回初お披露目の受験生応援キャラクター「ディーバーくん」の立て看板が公開された。キャラクターのモチーフはビーバーであり、そのかわいらしい垂れ目や前歯が際だって表現され、人を惹きつける愛らしさがあった。電大生らしさを表現している作業服・防護メガネも魅力の1つだろう。
また、1号館2階で行われていた女子向け説明会では東京電機大学の女子学生活動団体、通称「電大ガールズ」の皆さんがこの大学の魅力や強みを受験生や保護者に向けて説明していた。

▲ディーバーくん

▲電大ガールズによる説明会